大阪肝臓友の会

厚労省は、「肝炎研究１０カ年戦略」中間見直しに関するご意見(パブリックコメント)を募集しています。

　どんどん意見を出しましょう。

　意見募集期間　2016/09/27～2016/10/26
　この件については下記サイトをご覧ください。
・パブリックコメント「肝炎研究１０カ年戦略」中間見直しに関するご意見の募集について
　・意見募集要項
　　
　・肝炎研究１０カ年戦略見直し（案）
　　
　・改正案新旧対照表
　　


【参考資料】
　日刊薬業　 2016年9月27日付から

肝炎研究戦略の中間見直しで意見募集　　　厚労省

　厚生労働省は27日、「肝炎研究10カ年戦略」の中間見直し案に対するパブリックコメントの募集を始めた。10月26日まで。同案は、厚労省の肝炎治療戦略会議がまとめた内容で、新たに疾患領域別の具体的な研究成果目標を掲げたほか、疾患領域別の数値目標も見直した。数値目標は同会議が先月了承した内容と同じ。
　疾患領域別の研究成果目標は、「B型肝炎」「C型肝炎」「肝硬変」「肝がん」ごとに臨床試験・臨床応用へつなげる内容を提示。B肝では、ウイルス排除を可能とする治療薬・治療法の開発を挙げた。C肝については、薬剤耐性ウイルスに効果のある治療薬・治療法開発を、肝硬変では、線維化の改善に資する治療薬・治療法の開発を、肝がんでは再発を予防する治療薬・治療法や予知する検査法・診断法の開発を、それぞれ掲げた。

　Ｂ肝については、創薬実用化研究の方向性として、ゲノムや免疫系に関連する新規治療法の開発などの推進を挙げた。
　このほか、「基礎研究」「疫学研究」「行政研究」ごとの定性的な成果目標や具体的な研究内容も盛り込んだ。行政研究については新たに、▽利便性に配慮した検査体制の整備▽肝炎ウイルス陽性者に対するフォローアップ体制の構築▽肝炎に係る相談体制▽就労支援▽肝炎患者の実態把握―に関する研究の必要性を指摘している。