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<終了>6/2【和歌山】医療講演と友の会和歌山支部第6回総会

6/2和歌山医療講演会 和医大 井田先生6/2和歌山医療講演会
6月2日、和歌山で肝臓病医療講演会を開催しました。
 スタッフも入れて21人の方が参加されました。講師は和歌山県立医科大学消化器内科の井田良幸先生にお願いしました。
 B型肝炎・C型肝炎・肝がんの治療についてわかりやすく講演いただきました。提示されたパワーポイントの画像データをプリントアウトし配布しました。(希望者にはお分けします。ご連絡ください)
 質疑応答では、肝臓の線維化の検査や難治性肝癌の治療、重度肝硬変肝がん入院医療費助成の和歌山での状況と課題などについて説明下さいました。
 また、免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」について、がん細胞の遺伝子の修復に関わる別の遺伝子に変異があるタイプ※1が保険適用になるので肝癌でも治療に導入できる、が遺伝子検査の結果、適用できる肝癌は全体の3%程度と限られた方になるとの説明もされました。
 講演後、総会と交流会をおこない、和医大附属病院肝疾患相談支援センターの相談員さんも参加されていて、1日までおこなわれていた第55回日本肝臓学会総会に参加され、肝炎医療コーディネーター活動について発表されたことについても報告いただきました。
 総会では世話人さんが一人増員した議案が了承されました。

注:*1マイクロサテライト不安定性とは、細胞が分裂する際に起こる、DNAの配列ミスを修復する機能が低下している状態のことをいいます。細胞は常に分裂を繰り返していますが、分裂して出来た細胞のDNAの配列が間違って作られることがあります。通常はこの間違いを修復する機能が働きます。しかし、この修復能力が低下して
いると、細胞内でさまざまな遺伝子の異常が積み重なり、細胞ががん化することがあります。<記:西村>
【開催資料】
    3)大阪肝臓友の会和歌山支部つどい(交流会と第6回総会)
    4)特別措置法 個別相談
      ・特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法
        (B型肝炎訴訟弁護団から)
5.主催 大阪肝臓友の会
     全国B型肝炎訴訟大阪弁護団
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