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【<終了>大阪】2/20肝がん患者サロン「難治性肝がんの治療」勉強と交流会

2/20岩本先生講演全景岩本英希先生
 岩本英希先生の「癌を患うということ~肝細胞癌・転移性肝癌を中心に~」講演から
 ・年間血管造影治療件数 2018年552件
 ・大阪~来院されて治療を受けた患者さん2010-2018年で33人
 ・日本では、2014年で 肝がん死亡数は29,543人で、最近はウイルス性肝炎からの発がんよりも非B非C肝炎からの発がんが増えていて、非B非C肝がんは診断時に57%gastagⅢ以上
 ・アンギオCT:がんを栄養する血管を客観的に同定することができる。薬が完全にがんにたまったことを示す末梢門脈の画像で示されるまで薬剤を流す。胃や腸の動脈から癌の栄養動脈が出ている、これらの血管への対策もとりやくなる
 ・門脈や静脈に入り込んだ肝がん(ステージⅣA)の治療:門脈など脈管に浸潤した肝がんの治療に、肝動注化学療法
 ・NewFP療法 動注化学寮法で、シスプラチンを油の造影剤で溶かして投与+5フルオロウラシルを投与
 ・集学的治療が重要:一次治療(NewFP療法)二次治療(肝切除・放射線治療・TACE・ラジオ波等)
 ・レンビマが登場し、動注化学療法等手技の困難な治療のタイミングが遅くなってきている→治療できなくなるケース


 
 交流会では、
○塞栓物質ビーズのことが紹介された、あわせて治療効果のぜひについて質問が出された。
○Iさんの夫人から、夫が幾度も肝がん再発を繰り返し、しばらく落ち着いていたが、細菌10mm程度の肝がん再発、もう少し大きくなってからラジオ波治療が検討との説明を受けていると現状を報告された。
○いまお世話になっているところで岩本内科クリニックを受診したいので、紹介状を書いてほしいと頼んで気を悪くしないか。
○肝がんの再発を繰り返し、進行肝がんになったときに、大阪周辺で動注化学療法を行っている正接はどこにあるのか、教えてほしい
○ラジオ波治療は苦しい、新規マイクロ波凝固療法はどこでしているか教えてほしい
※メールで、Tさん、夫が参加したがっていたが、体調不良(肝硬変の進行か、体の倦怠感が酷い)で欠席、先生のお話を聴きたかった。
 
【開催資料】
 大阪府がん対策基金助成を受けて開催します。
 北九州市で開業されている岩本内科医院の岩本英希先生をお招きし、難治性肝がんの治療について、勉強会と患者交流を行います。

○と き 2020年2月20日(木) 13:30~15:30
○ところ 大阪市立港区民センター 2階会議室
        大阪市港区弁天2-1-5 <アクセス
     <最寄駅>JR環状線・大阪メトロ中央線「弁天町駅」下車、西へ7分
○参加について 参加費無料、要予約(定員30名)
       申込み、お問い合わせは下記まで電子メールで!
        osaka.kanzo△gmail.com(△を@に置き換えてください。
○内容 第一部 難治性肝がん治療について講演
     講師:岩本内科医院・久留米大学先端がん治療研究センター
        岩本英希先生先生
     難治性肝がんの門脈・動脈同時塞栓療法(AS)・動注化学療法・New FP・分子標的治療併用療法についてお話していただきます。
  第二部「肝炎・肝がん患者サロン」
     患者・家族の交流・情報交換
 主催:大阪肝臓友の会
    大阪府がん対策基金公募型社会貢献事業保持対象事業
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