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【終了】7/3 東大阪 交流会・勉強会「難治性C型肝炎の治療」

 7月3日午後、大阪府立中央図書館(東大阪市荒本)の会議室をお借りして「難治性C型肝炎の治療」について、奈良市立病院消化器肝臓病センターの角田圭雄先生にお話をしていただきました。
 お話のテーマは下記の通り
 1)C型慢性肝炎のインターフェロン治療
  ・治療ガイドライン2011
  ・C型慢性肝炎治療の難治要因
 2)ウイルス排除が不可能な難治例の治療
  ・肝臓用剤
  ・インターフェロン少量長期投与(共同研究のまとめを学会誌「肝臓」に投稿中。
  ・除鉄療法(瀉血療法・鉄制限食)
  ・生活習慣病の管理(肥満・脂肪・血糖など)=酸化ストレス、脂肪肝炎
 先生は、東大阪生まれ、各地で講演されておられるが、出生地での講演は初めてのようで、大変喜んでおられました。
 難治性のC型肝炎をどう治すか、管理するかが、脂肪肝炎患者の増加と併せて、先生が取り組んでおられるテーマだそうです。R24チーム、国道24号線沿線の病院の消化器内科医などが中心になって、この分野の研究に力を入れておられるようです。
 ・市立奈良病院消化器肝臓病センター
 ・関西電力病院消化器内科(大阪市)※
 ・宇治徳州会病院消化器科
 ・枚方公済病院消化器科
 ・天理よろず相談所病院消化器内科
 ・松下記念病院消化器科(守口市)※
 ・公立山城病院消化器科近畿大学医学部奈良病院消化器内分泌内科
 ・国立病院機構京都医療センター消化器科
  ※印は、国道24号から相当はずれた施設

 先生のお話の中で、糖尿病と体脂肪が、肝発がんのリスクをそうでない場合と比べると相当あげるとのことです。ウイルスのコントロールと併せて、食事や運動量など生活習慣の是正が、私にとっても大事であることが再認識されました。<記:sn>

【資料】--------------

東大阪地区の交流会は毎回会員同士が集って情報交換していました。これまでの交流会などで瀉血療法や鉄制限食について質問が出ていましたので、今回は難治性肝炎の治療に取り組んでおられるドクターを招いてお話を伺います。参加者の皆さんの質問にも答えていただきます。

テーマ 「瀉血療法など難治性C型肝炎の治療は?肝発がんの予防は?
講 師 市立奈良病院消化器科(消化器肝臓センター)
    部長 角田 圭雄 先生

○ と き  2011年7月3日(日) 13:30-16:30
○ 会 場  大阪府立中央図書館 2階小会議室
  東大阪市荒本北1-2-1 <地図
最寄り駅 荒本駅(近鉄けいはんな線)1番出口から北西へ約400m
○ 申し込み (定員30人)大阪肝臓友の会まで
○ 主 催  大阪肝臓友の会
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