大阪肝臓友の会

　講師の肱岡泰三先生は、2時間にわたってＢ型肝炎ウイルスの特徴から5月に日本肝臓学会から発表された治療ガイドラインをわかりやすく解説され、大阪大学消化器内科関連施設　623例中エンテカビル療法中の累積HBs抗原消失率が５年で3.8%だったと明るい展望も示されました。慢性肝炎での治療開始の第一選択肢はペグインターフェロンであること。抗ウイルス剤治療を止められる方法につては、ペグインターフェロンとエンテカビルの組み合わせ方の様々な方法が各施設で検討されていることも紹介されました。
　肱岡先生は、講演が終わったあと、後のプログラムが押していて、参加者からの質問を受けることができず、訴訟個別相談の時間にも残って下さり、個別の相談を受けておいででした。17時一杯対応して下さいました。ありがとうございました。<記：西村>


【開催資料】
　南河内地区Ｂ型肝炎医療講演・特措法説明会
大阪肝臓友の会、全国Ｂ型肝炎訴訟大阪弁護団の共催
○と　き　2013年10月19日（土）13時30分～17時00分
○ところ　羽曳野市民会館　３階会議室（定員80人）
　　　　　　大阪府羽曳野市誉田１丁目４−４　＜地図＞
　　　　　　最寄駅　近鉄南大阪線「古市駅」下車西北へ徒歩５分
○内　容　１．医療講演「Ｂ型肝炎の治療と療養」
　　　２．Ｂ型肝炎特別措置法説明会
　　　　　　講師：全国Ｂ型肝炎訴訟大阪弁護団
　　　３．Ｂ型肝炎特措法に関わる個別相談
　　　　　　担当：全国Ｂ型肝炎訴訟大阪弁護団

○参加について　無料・事前予約不要



７．その他　　　講演後、Ｂ型肝炎特措法説明・個別相談を行います。