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<終了>【東京】10/2 シンポ「戦略的健康管理が会社を変える国内最大級の感染症対策から考える健康管理」

 日経ビル 10月2日午後に日経ホール(東京大手町)で開催された厚労省主催: 企業人を対象にした肝炎対策シンポジウム
 「戦略的健康管理が会社を変える国内最大級の感染症対策から考える健康管理」を聴講してきました。
「戦略的健康管理が会社を変える国内最大級の感染症対策から考える健康管理」レジメ1「戦略的健康管理が会社を変える国内最大級の感染症対策から考える健康管理」2
  東京大学政策ビジョン研究センター健康経営研究ユニットリーダー・古井祐司氏の基調講演「企業の成長力を左右する健康経営-戦略的に取り組む社員の健康管理」は、がん研究や地域医療、生活習慣病対策に取り組んでこられ、現在は企業相手に「ヘルスケアコミュニティ」活動に取り組まれているドクターの講演でした。
 今までと違った視点での肝炎対策のお話が拝聴できました。
◆ 基調講演のあと、厚労省肝炎対策推進国民運動特別参与・杉良太郎氏と厚労省肝炎対策広報大使・徳光和夫氏の掛け合いトークが行われ、肝炎検査と治療への導入の大切さが訴えられました。
◆ 厚生労働省の肝炎対策と企業へのお願いについて、今年7月に肝炎対策推進室長に就任された鈴木章記氏が講演されました。鈴木氏は医学部を卒業後、厚生省労働基準安全衛生部、英国留学、内閣府、厚労省生活習慣病対策室、下関市保健所長(市保健部長兼務)を経て肝炎対策推進室長に就任された方です。大変ざっくばらんな口調で、無料ウイルス検診枠を活用した企業における肝炎対策へのお願いをされました。
◆ 東海大学医学部公衆衛生学教授・渡辺哲氏は、厚生労働科学研究費「企業における肝炎対策の実態調査とそれに基づく望ましい配慮のあり方に関する研究」のとりまとめについて報告されました。
◆(株)フジクラ 健康経営推進室副室長・浅野健一郎氏は、フジクラの健康経営について、従業員の健康を重要な経営課題ととらえ、会社・社員・健保組合一丸となって健康推進・疾病予防に取り組んでいる事例について、医療費・健康運動活動の成果などについて事例発表されました。
◆ 患者として登壇された埼玉肝臓友の会幹事の荒川正章氏は、銀行勤務のおりに、入社後10年ほどでA型肝炎を発症、その治療の過程でB型肝炎にも母子感染で感染していることを告げられ、その後、胃の切除術を受けてその折りの輸血でC型肝炎に感染。3重のウイルス感染とその治療、職場での配慮について体験を報告されました。
◆ そのあと徳光氏のコーディネートでディスカッションが進められ、終会のにあたって、徳光氏の発声で「肝炎ウイルス検査を受けましょう!ウイルス肝炎の啓発を進めよう!」と参加された企業人がシュプレヒコールをしました。

【開催資料】

 企業人を対象にした肝炎対策シンポジウム
 「戦略的健康管理が会社を変える国内最大級の感染症対策から考える健康管理」
 開催日時  2014年10月2日(木) 13:30-16:30
 会  場   日経ホール  (千代田区大手町1-3-7)
 参 加    無料、定員600人、事前予約必要 〆切り 9/24
 主 催    厚生労働省  共済:日経新聞社
 詳細は、下記サイトからご覧下さい。
    http://adnet.nikkei.co.jp/e/event.asp?e=01582
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