2015.03.23 Monday
3/20 C型肝炎経口2剤治療薬制限解除 プレスリリース
ブリストルマイヤーは、C型肝炎治療薬経口2剤について、プレスリリースを発表しました。
2種類の経口抗ウイルス剤「ダクルインザ®錠60mg」「スンベプラ®カプセル100mg」:経口薬のみによるC型慢性肝炎/代償性肝硬変の治療が日本人で最も多いジェノタイプ1の全ての患者さんで選択肢となる
-インターフェロンの前治療歴を問わないC型慢性肝炎/代償性肝硬変の適応の承認取得-
http://www.bms.co.jp/press/20150320.html
2種類の経口抗ウイルス剤「ダクルインザ®錠60mg」「スンベプラ®カプセル100mg」:経口薬のみによるC型慢性肝炎/代償性肝硬変の治療が日本人で最も多いジェノタイプ1の全ての患者さんで選択肢となる
-インターフェロンの前治療歴を問わないC型慢性肝炎/代償性肝硬変の適応の承認取得-
http://www.bms.co.jp/press/20150320.html
2月26日の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会で、経口抗ウイルス剤「ダクルインザ錠」(ダクラタスビル)と「スンベプラカプセル」(アスナプレビル)の「IFNを含む治療法に不適格の未治療・不耐容か、無効の患者に対してのみ使用できる」という使用制限を解除しました。
<注>副作用対策 ※この項は西村補足
本治療法は、C型肝炎経口治療薬として昨年9月から一般治療で使えるようになっています。医療費助成の対象になっていますが、その手続きで診断書を作成できるのは「肝臓専門医」に限るという条件があります。これは、耐性ウイルス対策とALT値上昇という副作用が出た場合の対策に素早く対応できるためでした。
しかし、75歳以上の後期高齢者医療では、医療費助成を利用しなくても患者負担は一般所得の方で自己負担額は12,000円で済むために、一般医でもこの治療法を行う症例が増えています。当然とのことして副作用発生件数も増えることが予想されます。その対応が求められます。
<注>副作用対策 ※この項は西村補足
本治療法は、C型肝炎経口治療薬として昨年9月から一般治療で使えるようになっています。医療費助成の対象になっていますが、その手続きで診断書を作成できるのは「肝臓専門医」に限るという条件があります。これは、耐性ウイルス対策とALT値上昇という副作用が出た場合の対策に素早く対応できるためでした。
しかし、75歳以上の後期高齢者医療では、医療費助成を利用しなくても患者負担は一般所得の方で自己負担額は12,000円で済むために、一般医でもこの治療法を行う症例が増えています。当然とのことして副作用発生件数も増えることが予想されます。その対応が求められます。
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