2015.05.02 Saturday
5/1肝臓機能障害の認定基準に関する検討会傍聴
5月1日、17時から厚労省内会議室で「第1回 肝臓機能障害の認定基準に関する検討会」が開催されたので傍聴しました。内部障害に肝機能障害を加えることを検討されたとき(2008年)のメンバーと比較すると今回のメンバーは中村耕三座長(国立障がい者リハビリテーションセンター総長)以外は、肝臓関連の研究者で構成されています。
議論は、八橋弘先生の研究報告から、現在の肝機能障害認定基準が厳しすぎて、この制度が支援しなければならない患者に十分利用できない状態になっていることがまず共通の認識になりました。
肝機能障害1級手帳保持者(2013年度末)7,125人のうち、肝移植者が7割程度を占めている推計であることが事務局の報告で明らかにされ、肝移植者以外の重症肝硬変患者の手帳保持者数とその生活実態を明らかにすることが課題として浮かび上がりました。
以上のことから、認定基準の緩和(チャイルドビュー分類B、7点を一つの目安とする)に向けて、科学的根拠に基づいた議論を積み重ねることになりました。
次回検討会では、関係団体(患者等)からのヒアリングが行われることになりました。
私たち肝臓病患者にとっては一歩前進した検討会になりました。
【資料】厚生労働省肝臓機能障害の認定基準に関する検討会
肝機能障害1級手帳保持者(2013年度末)7,125人のうち、肝移植者が7割程度を占めている推計であることが事務局の報告で明らかにされ、肝移植者以外の重症肝硬変患者の手帳保持者数とその生活実態を明らかにすることが課題として浮かび上がりました。
以上のことから、認定基準の緩和(チャイルドビュー分類B、7点を一つの目安とする)に向けて、科学的根拠に基づいた議論を積み重ねることになりました。
次回検討会では、関係団体(患者等)からのヒアリングが行われることになりました。
私たち肝臓病患者にとっては一歩前進した検討会になりました。
【資料】厚生労働省肝臓機能障害の認定基準に関する検討会
Comments