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B型肝炎治療薬テノゼット、天津被災で品薄、肝臓学会が対応を会員に要請

 天津爆発でグラクソ・スミスクライン(GSK)工場被災し、B型肝炎治療薬「テノゼット」が品薄になり、日本肝臓学会は、所属会員に対応策を要請しています。
 
 読売新聞「B型肝炎治療薬が品薄に…天津爆発で工場被災」
 ガイドラインでは、B型肝炎(肝硬変・肝がんを含む)患者へのウイルスを減少させ肝炎を沈静化させる薬剤の第一選択肢として日本肝臓学会もガイドラインで説明しています。

 日本肝臓学会は、緊急の要請を加盟医師に通知しました。
 「テノゼット錠300の出荷調整に関するご協力のお願い

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会員の皆様におかれましては今般の事態につきご理解頂きご協力くださいますようお願いいたします。
具体的には、
 1)テノゼットの処方を新たな患者に対し開始することを控えること、
 2)現在テノゼットを処方中の患者に対しては、長期処方を避け、一処方箋あたりの処方期間を短くする、
ことをご検討下さい。
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★他で転用できる薬剤としては、「バラクルード(エンテカビル)」と「ヘプセラ(アデホビル)」があります。
 日本肝臓学会B型肝炎治療ガイドライン
  

 天津爆発事故
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