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2/23 療養を伴う患者の就労についてガイドライン

 肝炎患者やがん患者等療養を伴う患者の就労についてガイドラインを、2月23日厚生労働省は、「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン~がんなどの疾病を抱える方々の治療と職業生活の両立を支援する企業に向けて~」を公表しました。
このガイドラインを説明する「概要」には、下記のように描かれています。
本ガイドラインは、がん、脳卒中、心疾患、糖尿病、肝炎などの治療が必要な疾病を抱える労働者に対して、事業場において適切な就業上の措置や治療に対する配慮が行われるよう、事業場における取組をまとめたもの。
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218991
【ガイドラインのポイント】
<治療と職業生活の両立支援を行うための環境整備>
○ 労働者や管理職に対する研修などによる意識啓発
○ 労働者が安心して相談・申出を行える相談窓口を明確化
○ 時間単位の休暇制度、時差出勤制度などを検討・導入
○ 主治医に対して業務内容などを提供するための様式や、主治医から就業上の措置などに関する意見を求めるための様式を整備

<治療と職業生活の両立支援の進め方>
○ 労働者が事業者に支援を求める申出(主治医による配慮事項などに関する意見書を提出)
○ 事業者が必要な措置や配慮について産業医などから意見を聴取
○ 事業者が就業上の措置などを決定・実施(「両立支援プラン」の作成が望ましい)
<がんに関する留意事項>
○ 治療の長期化や予期せぬ副作用による影響に応じた対応の必要性
○ がんの診断を受けた労働者のメンタルヘルス面へ配慮
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 ○別紙1 ガイドライン概要(PDF:126KB)
   http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11201250-Roudoukijunkyoku-Roudoujoukenseisakuka/0000113458.pdf
 ○別紙4 ガイドライン本文(PDF:1,156KB)
   http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11201250-Roudoukijunkyoku-Roudoujoukenseisakuka/0000113399.pdf

■報道 読売新聞
 「働くがん患者サポート、企業に治療と両立の支援促す…厚労省が指針」
  http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=130737

以上です。
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