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【報告】第25回総会・記念講演「B型肝炎・C型肝炎の最新治療」

講演後の質疑で質問書を読み上げる潤田さん 21日、港区民センターで大阪肝臓友の会第25回総会と講演会が開催されました。
 講師の岡上先生は、B型肝炎とC型肝炎の治療法についてわかりやすく説明されました。
 B型肝炎については、肝硬変に進展しているかその一歩手前の患者には、抗ウイルス剤を使用し、そうでない若い患者には抗ウイルス剤による治療は慎重に行わなければならないことを強調されていました。
 また、肝臓専門医の中でも、B型肝炎治療に長けた医師が少ないことを指摘され、治療法の選択は今でも非常に難解であることを説明されました。
 C型肝炎については、高齢者や閉経後の女性が完治しにくいことをあげ、難治例の場合の治療の目標をウイルスの排除ではなく、インターフェロンなどによる「肝炎」の沈静化と肝発がんの予防であることも説明されていました。

 今回、日肝協の全国交流の集いの直後であったこともあり、会員に個別に案内を出しませんでしたので、参加者もいつもの半分程度で、良い講演内容だったのにもったいなかったです。
 
【資料】大阪肝臓友の会第25回総会・記念講演会 案内

○と き 2007年 10月 21日(日)12:30 ~ 16:30
○ところ 大阪市立 港区民センター.ホール
       大阪市港区弁天2-1-5
       地下鉄中央線、JR環状線「弁天町」下車 徒歩7分       
○プログラム 
  ◇ 12:30 ~ 13:20 第25回 総会
      ご参加には、会報(121号)をご持参下さい。
  ◇ 13:30 ~ 16:30
      【 講演 】B型肝炎・C型肝炎の最新治療
        講師: 岡上 武 先生
            済生会 吹田病院 院長
            京都府立医科大学 名誉教授
            京都府立医科大学 消化器内科 特任教授
○ 主催: 大阪肝臓友の会
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