2006.05.16 Tuesday
強ミノとインターフェロン
少量長期のインターフェロン治療中の方からの相談も寄せられるようになってきました。
C型肝炎患者で長年GPT値が標準値内におさまらず、強ミノで治療をお受けになっていた方が、インターフェロンの少量長期投与に切り替えられるケースが増えています。
それでもGPT値が思うように下がらず、インターフェロンと強ミノの併用療法に入られる方がいます。この方法がいいのかどうか、そういう相談が寄せられます。
C型肝炎患者で長年GPT値が標準値内におさまらず、強ミノで治療をお受けになっていた方が、インターフェロンの少量長期投与に切り替えられるケースが増えています。
それでもGPT値が思うように下がらず、インターフェロンと強ミノの併用療法に入られる方がいます。この方法がいいのかどうか、そういう相談が寄せられます。
上記冊子「これだけは知っておきたい治療の基本 透析患者と肝炎」で奥新先生は、インターフェロンには二つの働きがあるといわれています。
肝臓の細胞を破壊して、細胞内にいる肝炎ウイルスを追い出す作用と追い出されたウイルスが肝細胞に再侵入するのを防ぐ作用。
体内のウイルス量を減少させるためには、ウイルスが入り込んでいる肝細胞を破壊しなければならない。このときにはGPT値は上昇すると説明されています。
インターフェロン治療中にGPT値が高い場合、上記のことが当てはまるのか。
また、私の主治医だったO医師は、長期間インターフェロン治療をしていると「インターフェロンに対する中和抗体」ができて治療効果が減少することがあると説明されていました。
GPT値の上昇は、いろいろな要素があるようで、これらのことを考慮せずに強ミノで対応することにも疑問が出てきます。
専門家に検討を急いでもらわねばなりません。
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