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<終了>【枚方】2/8B型肝炎医療講演・特措法説明会

講演会風景本合先生の講演 終了しました。
1.参加者数
 (1)一般参加者 31名(19人訴訟個別相談者数)
 (2)原告 9名
 (3)患者会 3名
 (4)弁護士 7名

2.内容
(1)開会の挨拶 岡弁護士
(2)患者会の説明・講師の先生の紹介 西村
(3)医療講演会  ひらかた市民病院 本合泰先生
(4)B型肝炎特別措置法の説明 川崎弁護士
(5)印象に残ったこと
 ①B型肝炎による肝がん死は年間5000~6000人で、この20年間で大きな変化はない。最近は少し減少気味か
 ②ジェノタイプの分類では東北と沖縄はB、他はCが多い
 ③枚方市のウイルス検診者数
  節目検診で40歳になると無料検診を案内して実施しているが、受診者数は年間10人前後、この5年間で38人、40歳以上の方でこれまでに検査を受けたことのない方への無料検診(節目外)では、5年間で約1000人が受診
④アナログ製剤止める目安
 服用2年以降でDNA検出感度以下、e抗原陰性
⑤慢性肝炎の治療では、年齢に関係なくペグインターフェロンが、第一選択
⑥肝がんの治療、肝機能がよけれぱ手術等の手段可能。機能が悪い場合にラジオ波、塞栓療法
⑦デノボ肝炎 過去にB型肝炎ウイルスに感染した経験がある(HBs抗原陽性)方が、抗がん剤やリウマチ薬による等免疫を抑える治療を行った場合に、劇症肝炎など激しい肝炎が発生し死に至ることがあるの注意が必要
⑧無症候性キャリアの女性は妊娠中は増悪しないが、出産後に増悪することがある。
⑨B型がC型に比べウイルスが排除されない理由はウィルスがDNA型であるため、肝細胞の核の中にウイルス遺伝子が組み込まれる。C型肝炎ウイルスはRNA型でウイルスは肝細胞の細胞質でのみ増殖を繰り返す。
(5)先生に対する感想
 丁寧に講演され、プレゼンテーションのビジュアルでわかりやすかったです。B型肝炎検査と治療は30年前と今では、まったく違っていると強調されていました。

【開催情報】
○内 容 
  1.医療講演「B型肝炎の治療と枚方市での肝炎対策」
  講師:市立枚方市民病院 副院長・消化器内科主任部長
     枚方市立保健センター所長   本合 泰 先生
2.集団予防接種によるB型肝炎感染被害者救済特別措置法説明
     講師 全国B型肝炎訴訟大阪弁護団 弁護士
3..特措法手続き個別相談  弁護士が相談者に対応します。
○参加について 参加費無料、事前予約不要
○共 催 大阪肝臓友の会・全国B型肝炎訴訟大阪弁護団
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