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【新薬】C型肝炎:バニプレビル+ペグイントロン+レベトール3剤併用 薬価決まる

 MSDのバニヘップカプセル(一般名:バニプレビル)が11月25日に薬価収載され、即日で発売することが発表されました。。「バニヘップ®」は日本でのみの発売となります。

▽バニヘップカプセル150mg(バニプレビル、MSD)
 ・効能・効果:「セログループ1のC型慢性肝炎における血中HCV RNA量が高値の未治療患者、インターフェロンを含む治療法で無効または再燃となった患者のウイルス血症の改善」
 ・薬価:150㎎1カプセル2812.00 円
 ・用法:ペグインターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え)、リバビリンと併用する。

■厚生労働省は、この治療法の医療費助成について、12月2日に第13回肝炎治療戦略会議を開催して、その是非を検討します。
 
 ・第13回肝炎治療戦略会議
【資料】 お薬110番
 ・2014/11/25..厚労省告示440号、新薬 14成分15品目

・バニプレビル(バニヘップカプセル)  

 ▽規格:150mg1カプセル
 ▽薬価 2,812
 ▽メーカー: MSD
 ▽成分: バニプレビル
 ▽適応:セログループ1(ジェノタイプI(1a)又はII(1b))のC型慢性肝炎における次のいずれかのウイルス血症の改善
  (1)血中HCV RNA量が高値の未治療患者
  (2)インターフェロンを含む治療法で無効又は再燃となった患者
 ▽備考: 抗ウイルス薬(プロテアーゼ阻害薬)。難治1型に対しペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)およびリバビリンとの3剤併用療法をおこなう。既存のテラプレビル(テラビック)またはシメプレビル(ソブリアード)と同等の有効性が期待される。胃腸障害が多いものの ほとんどは軽度ないし中等度で、シメプレビルを含む3剤併用療法と同程度の安全性プロファイルをもつものと考えられている。11月25日発売。

■報道資料
 医療ニュ-スQLifePro
  「C型慢性肝炎治療薬バニヘップを発売−MSD」
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