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6/30 自民・公明 肝炎対策推進議員連盟設立

議連会長に就任された尾辻議員肝炎対策推進運動特別参与 杉良太郎氏議連発起人 田村元厚労大臣
 6月30日に議員会館で2つのがんに関する議連の会議がおこなわれました。

 一つは、肝炎対策推進議員連盟設立総会が17:30から参議院議員会館で開催されました。
 私たちが肝硬変肝がん患者への社会的支援を求めて、議員の方々に議員連盟をつくって支援してほしいと長年求めていたものがようやく与党の議員連盟ですが実現しました。

 議員が50人、秘書が10人、患者支援者が30人参加しました。
 司会進行は司会・進行は発起人の福岡資麿氏が担当されました。
 会長に、尾辻秀久氏が選出され、規約が了承されました。
 議員連盟の目的
 恒久対策(治療体制の整備)の問題、平成29年1月に請求期限を迎える特定B型肝炎救済法の延長問題などが課題に取り上げられています。
(案内文には)
 わが国のB型又はC型肝炎ウイルスに起因する肝炎患者や肝炎ウイルスの感染者は、合わせて300万人程度と推定されており、国内最大級の感染症とも言われています。こうした中で、平成21年に肝炎対策基本法が成立し、肝炎治療促進のための環境整備や、肝炎ウイルス検査の促進など総合的な肝炎対策を進めてきたところです。
 しかしながら、陽性でも受診されていない方の問題や、肝炎から進行した肝硬変、肝がん患者に対する支援も問題など、多くの課題があります。
 また、平成23年12月に成立した「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」については、平成29年1月に請求期限を迎えることとなっており、その延長等について検討が必要となっております。
 こうした状況を踏まえ、このたび「肝炎対策推進議員連盟(仮称)」を設立し下記の通り、設立総会を開催する運びとなりました(以下略)

 もう一つは、超党派議連「国会がん患者と家族の会」の総会もおこなわれました。
 全国がん患者団体連合会・天野慎介氏の報告に寄れば、各党から
たくさんの議員が参加されたようです。
 門田守人先生(がん対策推進協議会会長)と堀田知光先生(国立がん研
究センター理事長)からヒアリングをされた模様です。

【案内】

5/22国会要請行動 日肝協などからの粘り強い働きかけで、自民・公明党は、6月30日(火)午後5時15分から、参議院議員会館101階議室で。肝炎対策推進議員連盟を立ち上げます。
 この立ち上げでは、日肝協・B型肝炎訴訟原告・薬害肝炎訴訟原告など当事者からのヒアリングもおこなわれます。設立案内には、目的として①肝炎ウイルス検診・陽性者へのフォロー促進。②肝硬変肝がん患者の支援、③特措法の延長などがあげられています。

 ※写真は、6月22日、日肝協渡辺代表幹事らが議員連盟立ち上げに向けて、田村議員に要請したとき。(写真提供:町田肝友会野田会長)
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