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「B型肝炎の診断と治療」講演録を掲載 「友の会だより」120号

会報120号の表紙 「友の会だより」120号(大阪肝臓友の会会報)が刷り上がり、19日郵便局から会員さんなどに発送しました。その数、1100部余り。
 午前中から、港区民センターの会議室を借りて、会員さんにお手伝いいただき袋詰め。お昼前に作業は終了し、お昼頃西郵便局へ。
 身体障害者団体が月3回以上発行する定期刊行物「低量第三種郵便物」の許可をいただいているので、一冊あたり20円の郵送料ですみます。
 今号のメインは、「講演録 B型肝炎の診断と治療」(講師:神戸朝日病院院長 金守良先生)、ご講演とその後のフロアーからの質問に対するコメントを掲載しています。
 この講演録と質疑応答は、肝炎友の会兵庫がテープ起こしを行い、データを提供していただきました。
 昨年にも同会場でB型肝炎講演会(講師:西口修平先生)を開催し、その折には、当会がテープ起こしを担当しました。
 講演録の小見出しから
 ・B型とC型の違い
 ・s抗原、s抗体、e抗原、e抗体
 ・発がん率
 ・自然経過
 ・治療のゴール
 ・GPTの正常値
 ・治療ガイドライン
 ・B型肝炎のタイプ
 ・治療方法
 ・インターフェロン
 ・ラミブジンとエンテカビル
 ・ラミブジン耐性株への対応
 ・エンテカビルの効果
 ・アメリカとヨーロッパでは
 ・これからの治療法

 金先生は、講演の締めくくりに、「B型肝炎治療」の課題として、次のように述べておられます。
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 最後になりますが、ペグインターフェロンを含めて、どう治療の基準を作るか(ゲノタイプも考慮)ということです。そして新しい薬が開発されてきますが耐性を最小にしなければなりません。最終的にはがんと肝硬変をいかに抑えるか、併用療法、短期療法の可能性も追求していく、この様なことが今後の課題になると考えています。
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 関連して、「療養相談の窓」のコーナー(52頁)で、
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新薬の開発状況について、7月7日に開催された公開講座で、講師の先生が説明されていましたので、ご紹介します。

【B型肝炎】
核酸アナログが開発中
・テノホビル(HIVには保険適用)
・クレブジン
・テルビブジン


 他の記事として、
●活動報告  国による肝炎患者支援策を 国会請願等
      百万署名運動の結果とお礼
      6・25総理決断要請行動
●肝臓情報  がん対策基本法施行
      B型・C型慢性肝炎治療ガイドライン
●会員訪問  B型肝炎との闘病を通じて
●おたより  私の療養生活 肝庇護治療の限界
●チャリティー公演 吉本興業 なんばグランド花月
 などです。
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 ★「友の会だより」120号は、58頁
  目次
 頒価は、郵送料込みで500円です。
 購読希望される方は、大阪肝臓友の会事務局まで。
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