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<終了>【大阪】10/20  「進化するC型肝炎治療 - いま治療? 少し待つ? -」

2012/10/20平松先生講演 終了しました。

 講演会:「進化するC型肝炎治療 - いま治療? 少し待つ? -」
 講師の平松先生は、わかりやすく説明いただきました。
 急いで治療を受けなければならない方は、60歳以上では肝炎を起こしていて線維化が少しでも進行している方=ALT値が30以上でなおかつ血小板が15万以下の方。
 何らかのインターフェロン治療で、発がんを抑止する。

 そうでない方は、主治医と相談しながら次の新薬が登場するまで待つというのがまとめでした。

 新薬TMC435とペグインターフェロン+リバビリンでの初回治療の著効率(ウイルス排除)は、70~90%。来年から再来年にかけて治療薬として使えるようになると予想されている。
 経口2剤。NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤(BMSー790052)+NS5A阻害剤(BMS-950032)併用で24週間(6か月)投与、その後6か月間フォローしたジェノタイプ1型高ウイルス量・ペグインターフェロン+リバビリン治療法の無効例(治療中にウイルス量が2log未満の低下)では21症例のうち91%の著効率が得られたと報告されました。一般患者に使えるようになるのは?との会場からの質問に対して3年くらい先になると考えているとコメントされていました。
 また経口薬PSI7977+リバビリン併用では10例の治験ではあるが100%の著効率が得られたとの報告もされていました。

 第29回総会 議案すべてが承認されました。

【予告】来年早々に、平松先生にB型肝炎の最新治療~肝臓学会がガイドライン作成(仮題)~をご講演いただきます。
 日程や会場は未定ですが、千里中央付近で開催できるよう準備を始めます。
【開催資料】
第29回大阪肝臓友の会 総会記念講演会
「進化するC型肝炎治療 - いま治療? 少し待つ? -」


あと数年たつとインターフェロンを使わなくても経口薬だけでC型肝炎ウイルスを排除する治療法が登場します。それまで待てるのか、発がんを押さえる治療をすべきかなど、最新の考え方を説明していただきます。

 ○ と き  2012年10月20日(土) 13:30~15:00
 ○ ところ  大阪市立港区民センター 会議室
         大阪市港区弁天2丁目1−5
       JR環状線・地下鉄中央線「弁天町」駅下車、西へ徒歩7分
 ○ 講師:大阪大学医学部付属病院 消化器内科 平松直樹 先生 
 ○ 参加について 参加費無料

 ■ 講演会終了後、第29回総会を開催します。15:20~。16時30分には終了する予定です。
万障繰り合わせてご出席をお願いします。

○参加費 無料(定員50人)
     申込は、大阪肝臓友の会まで。メールで。
     アドレス:osaka△kanzo.org(△を@に換えてください。)
  主催:大阪肝臓友の会
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