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大阪府:C型肝炎医療費助成制度を改定、経口2剤治療を助成の対象に!

 大阪府は、厚労省の肝炎対策の通知を受けて、C型肝炎治療費助成制度を改定しました。

  大阪府の医療費助成制度のサイト

 平成26年9月2日より、C型肝炎の「インターフェロンフリー治療(ダクラタスビル及びアスナプレビル併用療法)」が肝炎治療医療費助成制度の対象になりました。
  なお、インターフェロンフリー治療(ダクラタスビル及びアスナプレビル併用療法)に対する助成の申請にあたっては、日本肝臓学会肝臓専門医が『インターフェロンフリー治療(ダクラタスビル及びアスナプレビル併用療法)用診断書』を作成することとなっています。

 肝臓専門医については、一般社団法人日本肝臓学会ホームページ
   『日本肝臓学会肝臓専門医一覧』<近畿>で検索し、確認できます。
★助成の対象
○HCV-RNA陽性のC型慢性肝炎又はChildーPugh分類AのC型代償性肝硬変で、肝がんの合併のない者とする。    
○ ダクラクスビル及びアスナプレビル併用療法に対する助成の申請にあたっては、原則として日本肝臓学会肝臓専門医が「肝炎治療受給者証の交付申請に係る診断書」を作成する。
 ただし、自治体の実情に応じて、各都道府県が適当と定める医師が作成してもよいこととする。
○ 助成対象となる治療期間は24週とし、副作用による休薬等、本人に帰責性のない事由による治療休止期間がある場合でも、助成期間の延長は行わない。
○ ダクラクスビル及びアスナプレビル併用療法の適応が、インターフェロンを含む治療法に不適格/不耐容/無効である患者であることから、ダクラタスビル及びアスナプレビル併用療法を受けた者については、以後のインターフェロンを含む治療については、助成の対象としない。

<資料>
★ 武蔵野赤十字病院の泉先生がインターフェロンを使わない経口2剤の治療について警鐘を発しておられます
 ミクスオンライン(14/10/03) 「武蔵野赤十字病院の泉副院長 C肝治療でIFNフリーは慎重な選択を 耐性ウイルスリスクを指摘」
    https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/50599/Default.aspx

厚労省 肝炎対策のロゴ
★ C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変 に対する経口2剤治療薬が肝炎医療費助成対象にする告知が厚労省のサイトに掲載されました。から有りました。
  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000058623.html

(参考)インターフェロンフリー治療(ダクラタスビル及びアスナプレビル併用療法)の医療費助成制度における取扱いについて(PDF:55KB)

■肝炎対策通知文書

 ○感染症対策特別促進事業について 平成26年9月19日付け(PDF:255KB)
   
 ○肝炎治療特別促進事業の実務上の取扱いについて 平成26年9月19日付け(PDF:6,061KB)
   
 ○社会保険診療報酬支払基金及び国民健康保険団体連合会への委託について 平成26年9月19日付け(PDF:306KB)

◆関連 大阪肝臓友の会サイト
 ・第12回肝炎治療戦略会議報告「C型肝炎経口治療薬、医療費助成決まる」
肝炎対策(国・自治体・・・・) | comments (0) | trackbacks (0)

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