終了しました。
猛暑のなか160人ほどが聴講しました。
4人の先生方がそれぞれのテーマでわかりやすく説明されました。
一般県民向けの公開講座ですから、基本的なお話でした。
C型肝炎では、直接作用型抗ウイルス剤治療による前治療不成功のジェノタイプ1型又は2型の患者を対象とした別の国内第Ⅲ相試験において、この新薬とリバビリンを24週間併用投与する方法が、まもなく登場すると紹介されていました。
脂肪肝炎についても、詳しく説明され、内臓脂肪の測定と、炭水化物制限食で対応される実例も紹介されました。
また、脂肪肝炎で発がん増え、心筋梗塞などの循環器障害、糖尿病との関係も指摘され、その重症性を説明されました。
和歌山ろうさい病院では、専門外来と教育入院をはじめていることが紹介されました。
肝臓ドックを開設され、線維化、肝硬度の測定や肝がんの早期発見のための画像検査もセットされ、事業をはいめられているようです。