2007.06.23 Saturday
6/23 C型肝炎の最新治療 講演会開催報告
60人ほどが参加。
加藤先生には、あらかじめ、C型慢性肝炎の新しい治療法、高齢者に対する治療上の特徴などについて、お話しいただくようにお願いしていました。
お話は、C型慢性肝炎のペグイントロン+リバビリン併用療法、ペガシス+コペガス併用療法、難治例に対する治療の工夫、今後登場する抗ウイルス剤などについて、説明されました。
●ペグイントロン+リバビリン治療で、治療開始から12~24週間でウイルスが陰性化した場合の著効率は38%だが、治療を72週間まで延長すると著効率は、81%まで上昇した。
●C型肝炎ウイルス非陰性化例に対する対策として、
①インターフェロンβ(フエロンなど)ブースター治療
(ペグ+リバ治療の前にインターフェロンβを投与する)
②ツーステップインターフェロンリバウンド療法
③インターフェロンα長期投与(自己注射)
等の工夫をしている。
インターフェロンαの自己注射は、次のような目的ですすめている
①併用治療困難・無効例
②併用治療後の追加治療
③少量長期で発がん予防
④肝がん治療後の再発予防
※効果として血中アルブミンが増加した患者も見受けられた。
●今後治験が始まる抗ウイルス剤
①プロテアーゼ阻害剤
・Boceprevir(SHC503034)
・Teraprevir(VX-950)
②ポリメラーゼ阻害剤
・Valopicitabine(NM-283)
・HCV796
それぞれ日本を含む世界同時に第Ⅲ相治験が始まる予定
要約報告は以上です。
加藤先生には、あらかじめ、C型慢性肝炎の新しい治療法、高齢者に対する治療上の特徴などについて、お話しいただくようにお願いしていました。
お話は、C型慢性肝炎のペグイントロン+リバビリン併用療法、ペガシス+コペガス併用療法、難治例に対する治療の工夫、今後登場する抗ウイルス剤などについて、説明されました。
●ペグイントロン+リバビリン治療で、治療開始から12~24週間でウイルスが陰性化した場合の著効率は38%だが、治療を72週間まで延長すると著効率は、81%まで上昇した。
●C型肝炎ウイルス非陰性化例に対する対策として、
①インターフェロンβ(フエロンなど)ブースター治療
(ペグ+リバ治療の前にインターフェロンβを投与する)
②ツーステップインターフェロンリバウンド療法
③インターフェロンα長期投与(自己注射)
等の工夫をしている。
インターフェロンαの自己注射は、次のような目的ですすめている
①併用治療困難・無効例
②併用治療後の追加治療
③少量長期で発がん予防
④肝がん治療後の再発予防
※効果として血中アルブミンが増加した患者も見受けられた。
●今後治験が始まる抗ウイルス剤
①プロテアーゼ阻害剤
・Boceprevir(SHC503034)
・Teraprevir(VX-950)
②ポリメラーゼ阻害剤
・Valopicitabine(NM-283)
・HCV796
それぞれ日本を含む世界同時に第Ⅲ相治験が始まる予定
要約報告は以上です。