岩本英希先生の「癌を患うということ~肝細胞癌・転移性肝癌を中心に~」講演から
・年間血管造影治療件数 2018年552件
・大阪~来院されて治療を受けた患者さん2010-2018年で33人
・日本では、2014年で 肝がん死亡数は29,543人で、最近はウイルス性肝炎からの発がんよりも非B非C肝炎からの発がんが増えていて、非B非C肝がんは診断時に57%gastagⅢ以上
・アンギオCT:がんを栄養する血管を客観的に同定することができる。薬が完全にがんにたまったことを示す末梢門脈の画像で示されるまで薬剤を流す。胃や腸の動脈から癌の栄養動脈が出ている、これらの血管への対策もとりやくなる
・門脈や静脈に入り込んだ肝がん(ステージⅣA)の治療:門脈など脈管に浸潤した肝がんの治療に、肝動注化学療法
・NewFP療法 動注化学寮法で、シスプラチンを油の造影剤で溶かして投与+5フルオロウラシルを投与
・集学的治療が重要:一次治療(NewFP療法)二次治療(肝切除・放射線治療・TACE・ラジオ波等)
・レンビマが登場し、動注化学療法等手技の困難な治療のタイミングが遅くなってきている→治療できなくなるケース