終了しました。
副会長さんらと聴講しました。
肝炎・肝がんの治療、最新情報を聴くことができました。
B型肝炎では、テノゼットが通常出荷状態に回復したこと、これによってエンテカビルで耐性ができた患者には、エンテカビルとテノゼットの併用治療ができるとのこと。
HBs抗原量が多ければ(1000以上)肝発がんのリスクが上がるが、下げる効果のある治療法は確立していない。
C型肝炎では、ハーボニーの治療成績がよいことが強調されましたが、会場からの質問に対してアスナプレビル+ダグラタスビル併用で耐性ができて治療失敗例については、ハーボニーによる再治療は慎重にしなければならないとコメントされました。理由は、耐性変異がいろいろなところにできている可能性が有り、治療は困難と言うことでした。<記:西村>