終了しました。8日、肝臓病公開講座聴講しました。
大阪市福島の阪神ホテルで、西部大阪肝疾患地域連携会(6区地域医師会、5病院で組織)主催の公開講座が有り参加しました。
テーマは、「脂肪肝」「C型肝炎の治療」「肝硬変」でした。それずれに興味深い内容でした。
肝硬変についてですが、非代償期の治療は
・BCAA製剤
・利尿剤(サムスカ)
・抗生剤
・亜鉛製剤
・ラシックスなど排便促進剤)
・掻痒止め
など、合併症対策の薬の処方をしているが、これらをすべて処方すると、28日間で薬代だけで20万円になってしまう。
大いに肝機能障害による身体障害者の認定を受けるようにと強調されていました。
ただ、参加者から「重度肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成を伴う研究促進事業」について説明をして欲しいとの質問について、司会をされた関西電力病院の先生も肝硬変の話しをされた伊藤先生も、「まだ制度を熟知していなく説明できない。大阪府か保健所に聞いてほしい」とのことでした。
講師の先生方は。重度肝硬変の治療は在宅で服用薬などで治療、少なくとも月1回の診察と検査で新しい助成制度は、なかなか浸透しないというのが昨日の講演会の印象でした。<記:西村>