9/13 B型肝炎 抗ウイルス療法 新しい情報も

9/13 B型肝炎講演会風景 13日、此花会館でB型肝炎講演会が開催されました。
 20人余りの聴衆です。新聞にも数紙に案内が掲載されましたが、参加者は期待したほど多くありませんでした。
 講師の先生は、神戸朝日病院の金守良院長。
 お話の中で、治療を始める目標について、e抗原陰性の場合は、ウイルス量は4logコピー/ml以上でALTが異常値の場合。
 ウイルス量の測定でTaqMan法(PCR)の定量下限が 1.8 未満とされていたが2.1に変更されるとのことでした。また、それ以上に感度の良い検査法(定量下限 1.3)がまもなく登場するとのことでした。
続きを読む>>
レポート | comments (0) | trackbacks (0)

強度変調放射線治療などこれからの放射線治療 報告

 27日(土)15時から、泉佐野にあるゲートタワービルで「がんに関する講演・相談会」。「新年のつどい」を早く切り上げて40分ほど遅れて参加しました。
 近畿大学医学部放射線科の西村教授が「放射線治療の進歩」をテーマに講演されていました。
 「がん」の一般論では、肝臓がんは予後が悪いと言うこと、粒子線治療などが肝がんに対しても行われているが、他部位のがんほど一般化していないことなどが紹介されていました。
 60人ほどの方が参加され、その後の個別相談にもたくさんの方が残られて、不安を解消しようと熱心に相談をドクターにお話しをされていました。

 いつも、私も相談コーナーも残るようにして、患者会に対する相談を受けるようにしています。
 一度肝発がんを経験された60歳代後半の男性からは、再発予防の方法について、情報があれば提供してほしいと声をかけられました。

 3月以降の計画について、お世話いただいているドクターと相談し、
  3月は「eクリニックの活動」について。
  5月は、学会のために休止
  7月は、肝臓内科の専門医による講演
で、予定を立て、講師の先生の手配を行うことになりました。
 放射線科医からは、がん治療や診断は引き受けられるが、背景にある肝硬変などの治療やコントロールは、それぞれの患者さんの近くの医療機関で行ってもらうようにしているが、患者さんがそれぞれの地域に、ふさわしい医療機関情報をお持ちでない。なんとかしたいのだが、自身の診療行為と研究活動で手一杯で困っている、とおっしゃっておられました。<報告:療養相談担当:N>
続きを読む>>
レポート | comments (0) | trackbacks (0)

肝発がん予防 みかんとイノシトールで

ミカンジュース(イノシトール入り) 24日、京都で開催された府立医科大学内に開設された「がん征圧センター」(センター長・三木恒治教授・泌尿器科)開設記念シンポジウムを聴講してきました。
 注目した「がん予防の戦略-現状と将来-」を担当された西野輔翼教授は、ミカンジュースによる肝発がん予防のお話しは、新聞記事になった以上の内容はありませんでした。
 「毎日、たくさんの野菜と果物を200g食べること」これが強調され、今はミカンの美味しい時期だから毎日ミカンを2個食べると良いこと、今回開発したジュースは温州ミカンの濃縮還元ジュースに「イノシトール」を加えているとのこと。
続きを読む>>
レポート | comments (0) | trackbacks (0)

【泉佐野】がんに関する講演・相談会 終了報告

06/09/30保本卓先生のお話
 9/30、泉佐野市・ゲートタワービルで「がんに関する講演相談会」が開催され、豊中市立病院放射線科医・保本卓先生が講演、その後同先生と堀先生(ゲートタワーIGTクリニック院長)が個別相談に当たられました。

 CTの画像を見ながら、肝臓の奥の方にできた肝がんの治療をするなど、治療法に工夫を凝らしておられます。
 CT撮影のそばで治療をされるために、ご自身の被爆を防ぐ、防護壁は勿論ですが、腕や手のひらを覆う鉛のプロテクターを考案するなどされています。
続きを読む>>
レポート | comments (0) | trackbacks (0)

【交流会】インターフェロン治療 終了報告

 9月28日午後、開催。20人あまりが参加。
 インターフェロン治療への不安、再治療、投与期間などへの疑問がだされました。
 会の会計で、ペグインターフェロン・リバビリン併用療法の治験を受けて、完治したMさんが、ご自身の体験をお話しされました。
 同じ時期に治験を受けた患者同士で励まし合ったこと、たえられない副作用が出たらその時点で止める決意を持つことなどが、辛い副作用も乗り越えることができたと報告されていました。

 また、三重県から来られたTさん(女性)は、長期のインターフェロン治療で仕事を続けられず、止めてしまうことになったこと、同病者との交流を求めて会に入会したことをお話しされました。

 インターフェロン治療の交流会、時間が足りないくらいに、話し合いましたが、会の役員からは、その時々の新しい情報も紹介し、この日の交流会を閉じました。
続きを読む>>
レポート | comments (0) | trackbacks (0)
<< 2/3 >>