12/15厚労省 プロテアーゼ阻害薬「バニヘップ」について公費助成追加通知

■プロテアーゼ阻害薬「バニヘップ」について公費助成 シメプレビル後でも可能と厚労省が通知

 2014年12月15日、厚労省は、従来、バニヘップについは過去に3剤(テラビック・ソブリアード)を投与した場合は助成対象外とされていましたが、昨日(平成26年12月16日)付で厚労省より通知があり、「過去に3剤併用療法の治療歴はあるが、バニプレビルの再治療を行う事が適切である」と医師が判断した場合、公費助成するとの通知を出しました。
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第13回肝炎治療戦略会議:バニプレビル3剤併用療法医療費助成の対象に

第13回肝炎治療戦略会議 第13回肝炎治療戦略会議が本日15時から厚生労働省内で開催され傍聴しました。
 肝炎治療戦略会議では、予想通りC型肝炎:バニプレビル+ペグイントロン+レベトール3剤併用への医療費助成を「可」とする結論に至りました。
 今後の都道府県の対応に注目しなければなりません。
 会議の模様と結論の部分を配布資料から紹介します。第13回肝炎治療戦略会議の結論第13回肝炎治療戦略会議の結論2
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【新薬】C型肝炎:バニプレビル+ペグイントロン+レベトール3剤併用 薬価決まる

 MSDのバニヘップカプセル(一般名:バニプレビル)が11月25日に薬価収載され、即日で発売することが発表されました。。「バニヘップ®」は日本でのみの発売となります。

▽バニヘップカプセル150mg(バニプレビル、MSD)
 ・効能・効果:「セログループ1のC型慢性肝炎における血中HCV RNA量が高値の未治療患者、インターフェロンを含む治療法で無効または再燃となった患者のウイルス血症の改善」
 ・薬価:150㎎1カプセル2812.00 円
 ・用法:ペグインターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え)、リバビリンと併用する。

■厚生労働省は、この治療法の医療費助成について、12月2日に第13回肝炎治療戦略会議を開催して、その是非を検討します。
 
 ・第13回肝炎治療戦略会議
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ギリアド・サイエンシズ社 C型肝炎治療薬製造承認申請

 ギリアド・サイエンシズ株式会社が9月にジェノタイプ1型のC型慢性肝炎に対する治療薬として、NS5A阻害薬「レジパスビル(LDV)90mg」と核酸アナログ型ポリメラーゼ阻害薬「ソホスブビル(SOF)400mg」の配合剤の日本国内での製造販売承認申請を行ったことを発表しました。
 ジェノタイプ1型HCV感染患者に対する1日1回1錠12週間の投与と簡略化さされた治療法登場します。

 ギリアド・サイエンシズ(株)のニュースレター
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C型肝炎 シメプレビル3剤併用療法で厚労省「安全情報」を出す

 日本肝臓学会が、線維化が進行したC型肝炎患者の治療の第一選択肢としているシメプレビル+ペグインターフェロン+リバビリン3剤併用療法で3人の死者が出ました。厚労省はその使用について「安全性情報」をだして注意喚起を発しました。
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000062032.html

お薬110番で、[効能・効果に関連する使用上の注意]の項の慢性肝炎の確認に関する記載を本剤の使用にあたっては、血中HCV RNAが陽性であること、及び組織像又は肝予備能、血小板数等により、肝硬変でないことを確認すること」 http://www.okusuri110.jp/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk141024&01
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