<終了>【大阪】8/14大阪医療センター 第3回肝臓病教室「肝細胞癌」

 8月14日15時から大阪医療センターで開催された「肝臓病教室」に参加。テーマは「肝細胞がんの治療」「B型肝炎治療薬」。
 治療の話しを担当されたドクターは、自院での工夫と化学療法に時間を割いて説明されました。興味深かったのは、
・塞栓療法等から分子標的治療薬治療に切り替える時期を早める。
・肝がんが脈管に浸潤すれば動注化学療法に、NewFP療法を加える。九州からこの治療法に長けたドクターを招聘し研修会をおこなった。
 B型肝炎治療薬エンテカビルでは、バラクルード(先発薬・遮光)と後発薬「エンテカビル」(遮光の必要なし)の成分の違いについて質問しました。講師の薬剤師さんからは、添加物を工夫して遮光の必要性をなくした。主成分は同じだが、後発品はいろいろな工夫をされている、最近の例では食間投与という用法を考慮し、水がなくても服用できるOD錠も販売され、治療に使われてる、と説明していただきました。
 OD錠:口の中に入れるとすぐに唾液で解ける製剤で、服用する際に水や噛み砕いて飲む必要がありません。<記:西村>
 ※参加報告書<西村作成>
続きを読む>>
イベント資料 > <終了分> | comments (0) | trackbacks (0)

8/5 進行した肝がんに久留米大病院の「New FP療法」

久留米大学 NewFP療法
進行した腫瘍に、抗がん剤と油性造影剤注入 肝がん独自療法 全国に発信へ 久留米大病院の「New FP療法」 治療420件、奏功率7割
  西日本新聞 2019/8/5

 久留米大病院(福岡県久留米市)は、独自に考案し、進行した肝がん(肝細胞がん)への効果が高いとする肝動脈注入化学療法の一つ「New FP療法」の普及に取り組んでいる。がんが縮小するなどの奏功率は7割に上っており、昨年5月以降、全国の医療関係者を招いた研究会を重ねている。
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/532623/
続きを読む>>
ニュース | comments (0) | trackbacks (0)

8/8 がんの5年生存率、全体66.1%、肝40.0%―国がん

がんの5年生存率、全体66.1%、胃71.6%、大腸72.9%、乳房92.5%、肝40.0%、肺40.6%―国がん
 メディ・ウォッチ 19/08/08付
  https://www.medwatch.jp/?p=27916&fbclid=IwAR1x1nsA4WZXEJcFtuaMgoN5H8wA4axb5AQWTJTiKVmv7v8bKMCFx-uR_cE

  2009年および2010年にがんと診断された患者の5年生存率(がん以外の死亡原因を除去した相対生存率)は、全体では66.1%で前年調査に比べて0.3ポイント向上。5大がんについて見ると、▼胃がん:71.6%(前年調査に比べて0.5ポイント向上)▼大腸がん:72.9%(同増減なし)▼乳がん:92.5%(同0.2ポイント低下)▼肝臓がん:40.0%(同0.4ポイント向上)▼肺がん:40.6%(同0.6ポイント向上)—などとなった―。
ニュース | comments (0) | trackbacks (0)

8/8 2017年がん診療拠点病院等院内がん登録 全国集計報告書公表

2017年がん診療拠点病院等院内がん登録 全国集計報告書公表国立研究
開発法人国立がん研究センター

国立研究開発法人国立がん研究センターは、専門的ながん医療を行う全国のがん診療連携拠点病院等から収集した院内がん情報を用いて、2017 年の1年間に診断された患者の診療情報(2017年全国集計)について報告書をまとめ 、ウェブサイトで公開した。

※オンコロ https://oncolo.jp/news/190808kn?fbclid=IwAR0Mp3NDXdFMfnAL2wLaFdmSing9wBXVDmckhp2DjphsD16sK--mrU21h4A

国立がん研究センター がん診療連携拠点病院等院内がん登録全国集計
続きを読む>>
ニュース | comments (0) | trackbacks (0)

<終了>【大阪】8/7B型肝炎訴訟、肝硬変除斥に関する控訴審が大阪高等裁判所で始まる

しんぶん赤旗 8/8付
 8月7日、肝硬変除斥の患者さんについての大阪高等裁判所の第1回口頭弁論を傍聴しました。
傍聴支援は85人は埋まりました。記者もたくさん来ていました。
 弁護団は14人。北海道・東京・福岡の弁護士さんも応援に駆けつけ、北海道の佐藤弁護士、東京の柳澤弁護士も陳述をおこないました。
 原告も男性1人が切実な意見陳述をおこない、冒頭部分を紹介します。
【 まず、原判決において、私か最も納得がいかない点は、「肝性脳症を発症したこと自体を持って、発症がなかった場合と比べて死亡率が高まりその予後に格別の違いをもたらすものであるとまでは認められない」とされたことです。
 すでに幾度も申し上げているように、平成22年10月1日、私は肝性脳症で救急搬送されました。私白身は、救急車に乗った記憶はあるのですがその後は当時から記憶がありません。気がつくと集中治療室のようなところにいたのです。
 この日、出勤日であり、私か無断欠勤などしたこともなかったことから、上司が心配して様子を見に来てくれ、気がついてもらえましたが、誰も来ず、そのまま昏睡に陥れば、命の危険もあったと思います。
 さらに、その治療のために、同年11月4日には、脾臓を摘出し、シャントを取り除く手術をしました。手術前に医師からその危険性について説明を受けましたが、通常の手術よりかなり死亡の確率が高いという説明を受け、自分なりに覚悟をして臨みました。】
 裁判所へは原告や弁護団の切なる思いが伝わったと思います。
続きを読む>>
活動報告 | comments (0) | trackbacks (0)
<< 2/4 >>