終了しました。
肝硬変について、田中聡司先生がお話されました。
会場からの質問で、血小板数で肝炎から肝硬変の進展度合いがC型肝炎では推測できるが、B型肝炎では、一般的に肝硬変が相当進まなければ血小板の減少は認められないとコメントされていました。
また、肝硬変が相当進んで就寝前にレス食をとっている男性からは、エンテカビルを空腹時(食後2時間、食前2時間)に服用するとあるが、レス食を服用するとそのタイミングがなかなか見つからないとの質問には、朝食と昼食、昼食と夕食の間に服用するタイミングを見つけてほしいとのコメントがありました。
超音波検査の説明では、肝硬変患者や脂肪肝の腹部エコーの画像を提示されながら、小さな肝がんが見つけにくい理由などを説明され、食後の腸管内のガスや肺が肝臓にかぶっていると気体によって肝臓のエコー画像が見えない実例なども提示されました。
術者の能力によるエコー検査の特徴についてわかりやすく説明されました。
管理栄養士からは、BCAAの役割と食事による塩分・蛋白制限について説明されました。
聴衆は10人。<記:西村>